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食べづわりを上手く乗り切ろう

妊娠初期に現れる代表的な症状であるつわり。つわりといえば、吐き気や嘔吐、食欲不振などの症状が現れる「吐きづわり」のことを思い浮かべる方も多いでしょう。ですが、つわりの症状は人それぞれで、なかには食べないと症状が出でしまう「食べづわり」を経験する妊婦さんも多くいます。そこで今回は、食べづわりについて詳しく見ていきたいと思います🔍


食べづわりとは?

🍽️食べづわりの原因と症状

食べづわりとは、空腹状態が続くことで気持ち悪くなるつわりのことを言います。空腹になると胃がムカムカして吐き気🤮がし、何かを食べると症状が改善されるといった特徴があります。なので、食べ物を摂り続けてしまい、体重増加の原因となることが多いので注意が必要です。食べづわりの原因は、まだ医学的に解明されてはいませんが、次なようなことが原因だとされています。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 自律神経の乱れ
  • 血糖値の低下


食べづわりは、妊娠5〜6週頃にはじまり11〜13週目📅にピークを迎え、その後少しずつ症状が落ち着いてくることが多いです。一般的に妊娠14週頃に50%以上、22週頃になると90%ほど症状の改善が見られるそうです。


⚠️食べづわりで注意してほしいこと

食べづわりの場合、食べることで症状が収まるので1日の摂取カロリーが増えて📈しまい、妊娠中の過剰な体重増加につながります。妊娠中に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群の発症リスクが高くなり、巨大児の診断を受けたり帝王切開での分娩が必要となる可能性も高くなります。また、妊娠中の食欲の増加で体重が増えすぎ悩み💭を抱えている妊婦さんも多いです。なので、食べづわりの症状がある妊婦さんは、特に摂取する食べ物に注意し体重を上手くコントロールすることが重要です。


食べづわりを上手く乗り切るためには?

🏷️食べづわりを軽減させる対処法

次に、食べづわりを軽減させる方法を紹介します🤲🏻

1️⃣食事は少量を数回に分ける

食べづわりは空腹になることで症状が現れるものなので、空腹状態にならないようにすることで症状を軽減📉することができます。少量で数回に分けて食べられるものを常備しておくようにしましょう。

2️⃣カロリーの低い食材を選ぶ

糖分の多いお菓子よりは、野菜スティックや低カロリーゼリーを食べるなど、体重が増えすぎないように工夫しましょう。

3️⃣ストレスをためない

ストレスは、つわりを悪化させる原因にもなります。なので十分な睡眠💤をとったり、マッサージで血流を良くするなどしストレスを軽減させましょう。

4️⃣ゆとりのある服を着る

体を締め付ける服は、妊婦さんの体にストレスを与えたり血行を悪くしてしまい、つわりの症状が悪化する可能性があります。なので、なるべくゆとりのある服を着るようにし体も気分も楽にしてあげましょう。


🏷️食べづわりにおすすめの食べ物

最後に食べづわりに苦しむ妊婦さんに、おすすめの食べ物をまとめてみました。

👉🏻果物

ビタミンB6には、吐き気を抑えてくれる効果があるので、オレンジやイチゴ、スイカなどの果物を食べると良いでしょう。またバナナ🍌は、ビタミンCやマグネシウム、食物繊維が豊富に含まれているので、妊婦さんにもおすすめです。

👉🏻おにぎり

小さめのおにぎりを作って冷凍しておくと、空腹時にすぐ食べられて便利です。

👉🏻ヨーグルト・ゼリー

ヨーグルトは、栄養価が高く腸内環境を整えてくれるのでおすすめです。また一口サイズで種類も多様な飲料タイプのゼリーだと、水分💧と栄養を同時に摂ることができます。

👉🏻ショウガ

ショウガには、吐き気を抑える成分が含まれているので、普段の食事にショウガを取り入れると、つわりの症状改善にも役立ちます。