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妊婦さんは生ものを控えたほうがいいの?

妊婦さんが食べるものは、胎盤を通じてそのまま赤ちゃんに伝わるので、妊娠期間中には食べ物に気をつける必要があります。特に、お寿司やお刺身など生ものを食べても良いのか不安になる妊婦さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、妊娠中の生ものについて詳しくまとめました📖


妊娠中の生もの

🐟妊婦さんが生ものを食べても大丈夫?

お寿司やお刺身など生ものが好きな人には残念ながら、妊娠中は生ものを食べるのは控えた方が良いとされています。もちろんここには、生魚以外にも生ハムやスモークサーモンなども含まれ、卵🥚を生で食べることも控えた方が良いです。魚介類には妊婦さんに必要な栄養素が多く含まれていますが、もし生で魚介類を食べてしまい体調を崩したりすると、赤ちゃんにもその影響が出ることがあるので、摂取に注意する必要があります。また、火が通った魚介類であっても、種類や摂取量によっては赤ちゃん👶🏻に影響が出ることもあります。


🐟生ものを控えた方が良い理由

妊娠中に生ものを食べない方が良い理由について、さらに詳しく見ていきましょう。

1️⃣食中毒のリスクがある

妊婦さんは、消化機能や免疫が妊娠前より低下している状態なので、食中毒にもなりやすい状態と言えます。刺身などの生ものには、ノロウイルスやリステリア菌🦠など食中毒を引き起こす細菌や寄生虫がいる可能性も高く、妊婦さんが食中毒になると母体だけでなく赤ちゃんにも深刻な影響が出ることもあるので注意が必要なのです。

2️⃣水銀の摂取量が高くなる

魚介類には水銀が一定量含まれていますが、妊娠中に水銀の摂取量が多くなると赤ちゃんの発育にも悪影響を与える恐れがあります。


妊娠中の安全な食生活

👀食中毒を予防するには

「食べちゃダメ」と思うと、余計に食べたくなるのが人の心理ですが、10ヶ月後に元気な赤ちゃんと出会うためには、少しの我慢が必要だということを理解しましょう。まずは、生で魚介類🐠しましょう。また、魚介類を調理し食べる際にも、表面だけでなく中までしっかりと火を通すことが大切です。その他にも、調理する前には魚をきれいに洗い、使い終わったまな板や包丁も一度きれいに洗った後で、他の食材を調理するようにしましょう。また、寄生虫の一種であるアニサキスは内臓に寄生するので、内臓は早めに取り除いておくことも食中毒の予防に役立ちます☝🏻


🤰🏻妊婦さんでも食べられる魚介類とは?

妊娠中には、生ものを食べることは控えた方が良いですが、絶対に食べてはいけないという訳ではありません。摂取量を調節することで、水銀の影響を減らし魚介類を食べるメリットを活かすこともできます。下記にて、厚生労働省が公表している「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」をまとめたのでご参考ください😌

摂取量の目安

魚介類

1回約80gとし妊婦は週2回

(1週間あたり160g程度)

マカジキ、ユメカサゴ、キダイ、ヨシキリザメ、クロムツ、

ミナミマグロ、イシイルカ

1回約80gとし妊婦は週1回

(1週間あたり80g程度)

メバチマグロ、キンメダイ、メカジキ、マッコウクジラ、

エッチュウバイガイ、ツチクジラ

1回約80gとし妊婦は2週間に1回

(1週間あたり40g程度)

コビレゴンドウ

1回約80gとし妊婦は2ヶ月に1回

(1週間あたり10g程度)

バンドウイルカ