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妊娠中のお寿司やお刺身が危険な理由

妊婦さんは、妊娠中お寿司やお刺身を控えたほうがいいと言われています。ですが、なぜ妊娠中にお寿司やお刺身が危険なのかを、しっかりと理解していない方もいるでしょう。そんな、妊娠中のお寿司🍣やお刺身がなぜ危険なのか、また妊婦さんでも食べれる寿司ネタなどを紹介したいと思います。


妊婦さんがお寿司やお刺身を

食べてもOK or NG?

🐠妊娠中のお寿司&お刺身はNG

妊娠中お寿司やお刺身などといった生ものは、絶対に食べてはいけないという訳ではありません。魚介類は、良質のたんぱく質💪🏻やミネラル、EPA・DHAのような高度不飽和脂肪酸などが豊富に含まれているため、母体や赤ちゃんの健康や成長にも必要だと言えるでしょう。ですが、一般的に魚には水銀が含まれているため注意が必要です。特に、大型の魚🐟は水銀を多く含んでいるため、妊娠中には食べるのを控えたほうが良いでしょう。水銀は胎盤を通して赤ちゃんにも運ばれるため、摂取量が多くなると発達障害や神経障害を引き起こす恐れもあります。


🐠生ものから感染する細菌やウイルス

妊娠中は免疫力が下がりやすく、感染症🦠などに対する抵抗力も下がるので、通常より感染のリスクも高まります。また、妊娠中に食中毒になってしまうと、腹痛や下痢などの症状によって子宮収縮が引き起こされることもあり、妊娠中には薬の服用や処置できる治療🩺も限られているので、魚を生で食べる場合には十分な注意が必要です。次に、生ものから感染する可能性がある、細菌やウイルスをまとめました。

👉🏻サルモネラ菌

生魚や生肉、生卵🥚などの食材を通して感染しやすい細菌で、感染した場合には下痢、腹痛、嘔吐、発熱などの症状が見られます。お刺身のような生の魚や牛肉のたたき、半生の卵料理、生卵を使用した卵かけご飯などを食べる際には注意しましょう。

👉🏻アニサキス

魚介類に寄生しているアニサキスは、食中毒を引き起こす主な原因の一つです。生のサバやイワシ、サンマ、イカなどに多く胃や下腹部の激痛、吐き気、嘔吐、腹膜炎症状などが主な症状となります。

👉🏻リステリア菌

サーモン、マグロ、生ハム、ナチュラルチーズ🧀などで感染する細菌となり、妊婦さんが感染すると胎児にも悪影響が及ぶ恐れがあります。高熱や風邪のような症状が現れ、重症化すると致死率が高まるので注意が必要です。

👉🏻ノロウイルス

貝類に含まれているウイルスとなり、生食した場合はもちろん、加熱不足のまま食べてしまった場合にも感染します。嘔吐、下痢、腹痛が主な症状で、牡蠣やホタテなどを生で食べるのは控えましょう。

👉🏻黄色ブドウ球菌

人の皮膚や髪の毛などにいる細菌で、素手で調理をする際に食品に移り感染することがあります。嘔吐🤮、下痢、腹痛が主な症状となり、調理の際には十分注意が必要です。


妊婦さんでも食べられる寿司ネタ

普段からお寿司やお刺身が好きな方だと、いざ控えなければならないとなると余計に食べたくなるものです。そんなお寿司やお刺身好きな妊婦さん🤰🏻でも、妊娠中に安心して食べられる寿司ネタを紹介したいと思います。

💡妊娠中でも食べられる寿司ネタ

  • 納豆巻き
  • いなり寿司
  • キュウリ巻き
  • ツナ
  • ブリ
  • カツオのたたき
  • タイ


生ものを食べる際は、必ず新鮮なものを食べるようにしましょう。また、我慢のし過ぎはストレスにも繋がってしまうので、自分なりの代替え食材を見つけて乗り切りましょう🙂