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妊娠中に危険な果物はあるの?

妊娠中、特につわりで辛い妊娠初期は、口の中👄がさっぱりする酸味のあるものを食べたくなることも多いと思います。果物には食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、妊娠中も食べやすいためついつい手が伸びがちです。ですが種類も多いため、妊娠中食べてはいけない果物はあるのか、気になっている妊婦さんも少なくないはず。今回は、そんな妊娠中の果物の摂取についてまとめました📝


妊娠中に危険な果物はあるの?

🏷️妊婦さんが危険な果物はない

結論からいうと、妊娠中に食べてはいけない果物はありません。むしろ妊娠中は、ビタミン🍋やミネラルが不足しがちなので、果物は毎日取り入れたい食べ物とも言えるでしょう。ただし、果糖が多く含まれているため、食べ過ぎてしまうと過剰な糖質摂取になることもあります。過剰な糖質摂取は、急激な体重増加にも繋がりやすく、血糖値を上昇させ📈妊娠糖尿病を招くこともあります。また、妊娠中に果物を食べるときには、しっかり洗ってから食べるよう心がけましょう。果物を栽培するときに使用した土壌や肥料により、リステリア菌が果物に付着している可能性があるためです。食中毒を引き起こす菌の一種であるリステリア菌🦠は、感染するとお腹が張ったり、早産や新生児の敗血症などを引き起こす可能性があるので注意が必要です。


🏷️注意したい果物や摂取の目安

スイカ、メロン🍈、梨のような果物は水分が多く含まれるため、食べ過ぎることで体が冷えてしまうこともあります。妊娠中は常に冷えやすく、冷えはお腹の張りなどを引き起こす原因にもなるため、こういった夏の果実は摂りすぎないに注意しましょう。また、厚生労働省の「妊産婦のための食事バランスガイド」によると、1日の果物を摂る目安を以下のように推奨しています☝🏻

時期

グラム

該当量の目安

妊娠初期

約200g

いちご : 中サイズ約10個
りんご : 約1個
オレンジ : 約1個

妊娠中期・後期

約300g

いちご : 中サイズ約15個
りんご : 約1個半
オレンジ : 約1個半


妊娠中に摂りたいおすすめの果物

妊娠中に積極的に摂取したい、おすすめの果物をまとめてみました。

🍓葉酸が豊富な「いちご、マンゴー、ライチ」

胎児の神経管閉鎖障害のリスクを下げる📉とされている葉酸は、果物でも摂取することができます。葉酸は熱に弱く、調理することで失われてしまうので、過熱しないままで食べることがポイントです。

🍇鉄分が豊富な「プルーン、ぶどう」

妊娠すると鉄分が不足しがちなので、鉄分を補ってくれるプルーンやぶどうもおすすめです。また、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂取することで、鉄分の吸収率もよりアップ📈します。

🍊ビタミンCが豊富な「柿、オレンジ、キウイ」

ビタミンCは、鉄分の吸収を助けるだけでなく、コラーゲンを生成を促すためにも必要な栄養素となります。このビタミンCは、水溶性ビタミンでもあるため毎日続けて🔁摂取することが大切です。

🍌カリウムが豊富な「バナナ、アボカド」

カリウムには、体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあるため、むくみ改善にも効果的です。ですが、腎臓病の場合はカリウムの摂取を控えたほうが良いのでこれらの果物は控えるようにしてください✋🏻