妊娠中は、体の変化と伴い体調も崩しやすい状態になり、免疫力も低下📉することから様々な感染症にかかりやすいです。インフルエンザもその一つで、妊婦さんはインフルエンザの予防接種がすすめられていますが、予防接種をしたのにも関わらずインフルエンザにかかってしまうケースも少なくありません。そこで今回は、妊娠中にインフルエンザにかかってしまった時の対処法をまとめてみました📖
妊娠中のインフルエンザ
🦠インフルエンザの症状とは
インフルエンザは、日本では12月から3月ごろ📅まで流行するとされている感染症です。季節性のインフルエンザは感染力が強く、流行し始めると短時間で感染が一気に拡大することもあります。特に妊婦さんは、ホルモンの影響で免疫力が低下している状態なので、インフルエンザにかからないように注意⚠️する必要があります。インフルエンザの症状は、咳や鼻水、発熱など風邪の症状と似ているため、風邪かインフルエンザなのかを区別することが難しい方もいるでしょう。風邪は、ひどい場合であってもインフルエンザより比較的軽症であり、高熱が出ることも少なく38℃未満であることが多いです。もし、39℃以上の高熱が出だ場合にはインフルエンザである可能性が高いので、すぐに内院し治療を受けるようにしましょう☝🏻
🤰🏻妊婦さんがインフルエンザにかかると?
妊婦さんは免疫力が低下している状態なので、インフルエンザにかかってしまうと症状が重症化するリスクが高い📈と言われています。特に妊娠後期だと、大きくなったお腹に肺が圧迫され呼吸もしにくくなり、肺の血流も悪くなりやすいため肺炎などの合併症につながる恐れもあります。また、インフルエンザウイルスがお腹の赤ちゃん👶🏻に直接的な影響を与えることはないですが、妊娠初期の高熱が赤ちゃんの臓器形成において何らかの影響を与える可能性もあると指摘されています。なので、高熱症状が見られたら速やかに病院へ受診し適切な治療を受けることが大切です。
🤒妊娠中インフルエンザにかかってしまったら
インフルエンザは、妊娠中はもちろん妊娠中でなくても放置せず速やかに治療🩺することが大切です。もし、妊娠中にインフルエンザの症状が見られた場合は、焦らず発症48時間以内に病院へ受診するようにしましょう。次にインフルエンザにかかった時の対処法をまとめました💁🏻♀️
- 職場や繁華街など人の多い場所への外出を控える
- 咳などの症状がある場合には周りの人に移さないようにマスクを着用する
- 高熱症状がある場合は薄めの布団を使い、頭や首を冷やして熱を下げる
- 加湿器などで部屋が乾燥しないように加湿する
- 体調が回復するまでは安静にし十分な睡眠を取る
- 発熱で水分不足にならないようしっかりと水分補給をする