妊婦さんが気をつけたい合併症のひとつである「妊娠糖尿病」は、糖尿病という言葉からマイナスなイメージを持っている妊婦さんも多いのではないでしょうか。糖尿病という言葉が持つ力は大きく、妊娠糖尿病になってしまったら大変なことになる😵💫と考えてしまう方も多いです。ですが、妊娠糖尿病にかかる確率は全体の約12%と、決して珍しい合併症ではありません。もし、妊娠糖尿病になってしまっても正しく理解し向き合いながら、母子🤰🏻ともに健康に出産できるように妊娠糖尿病について詳しく解説していきます。
妊娠糖尿病はどんな病気?
🏷️妊娠糖尿病の種類
妊娠中は、ママから赤ちゃんに十分なエネルギーを与える必要があります。ただ、妊娠糖尿病が原因で血糖値をうまくコントロールできず、赤ちゃんに必要以上の栄養を与えてしまうことも問題🙎🏻♀️なのです。妊娠中の糖尿病には大きく分けて3種類あります。
妊娠糖尿病 | 妊娠中に初めて糖代謝異常を発見または発症した場合 |
妊娠中の明らかな糖尿病 | もしかしたら妊娠前から糖尿病を患っていた可能性が高い妊婦が発症した場合 |
糖尿病合併妊娠 | 妊娠前からすでに糖尿病と診断されていた場合 |
🏷️それほど珍しくない妊娠糖尿病
妊娠糖尿病は珍しい合併症ではありません。「妊娠糖尿病」と診断される妊婦さんは約12%、およそ8人に1人の確率です。糖尿病を聞くと少し怖くなるかもしれませんが、正しく理解し向き合うことが大切なので、妊娠糖尿病と診断されたからといって落胆しないようにしましょう☘️
🏷️妊娠糖尿病の原因
通常、インスリンというホルモン🧬によって体内の血糖は適切な値になるよう管理されています。ママは胎児に優先的に多くのエネルギーを送ろうとするため、インスリンの働きを抑える酸素が発生してしまい妊娠中は血糖値が上がりやすい状態にあります。その中で、基準を超えて血糖値が高い人は妊娠糖尿病と診断されます。血糖値が高い状態が続くと、母子ともに様々な病気😷を引き起こす可能性があります。
こんな人は妊娠糖尿病になりやすい
妊娠糖尿病は誰でもなり得る病気ではあるものの、その中でも妊娠糖尿病になりやすいリスクファクターの特徴はこちらになります📋
- 肥満体質(BMI25以上)の人
- 妊娠後、急激に体重が増加した人
- 35歳以上で妊娠した人
- 血縁者に糖尿病患者がいる人
- 妊娠糖尿病の罹患歴がある人
- 巨大児を産んだことがあり自分も巨大児として生まれた人
- 原因不明の流産・早産・死産を経験したことがある人
- 羊水が多いと言われた人
原因は一つではありませんが、上記に当てはまるような方は妊婦健診を受ける際、注意しておきましょう💡