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NST(ノンストレステスト)ってなに?

何時間もかかるお産は、母子ともに体力を奪う過酷な試練😵‍💫とも言えるでしょう。赤ちゃんがそんな過酷なお産に耐えられる状態なのかどうか、確認するために行われる検査をNST(ノンストレステスト)と言います☝🏻今回は、妊婦健診でほとんどの妊婦さんが受けることになるNSTについて詳しく解説していきます。


NST(ノンストレステスト)
どんな検査なの?

✔ ノン・ストレス・テスト

ノンストレス=ストレスがない状態🍃を指しますが、この意味からNST(ノンストレステスト)とは、子宮収縮のない状態、つまりお産がまだ始まっていない状態での胎児の心拍数を調べる検査を指します。検査時期は一般的に妊娠34週以降であるため、妊娠後期に入るとほとんどの病院で検査をするとても大切な検査です💡


✔ 検査方法と時間・費用

NST(ノンストレステスト)は分娩監視装置を使って行います。これはお産が始まる前、胎児の心拍数🫁を確認するために使用するものと同じものです。検査時間は30~40分程度と検査時間は少し長く感じますが、これは赤ちゃんが20分間隔で寝て起きてを繰り返していると言われているため、睡眠サイクル😪に合わせた検査時間となっています。費用は保険適用外になるため実費で約2000~3000円ほどです。


NSTをスムーズに受けるために

✔ 事前準備と確認

検査を受ける前に事前に準備、確認しておくことをまとめました📝

お腹をすぐに出せる服装

検査はお腹を出してベルトを装着するため、すぐにお腹を出せて窮屈でない楽な服装で臨みましょう。

時間つぶしアイテム

検査時間は長いと40分程かかることもあるため、本などを用意しておくといいでしょう。

当日の体調

上半身を少し起こした姿勢でリラックスした状態で行う検査です。体調がすぐれない日の検査は避けましょう。


✔ 検査日当日の流れ

検査の流れは、以下参考にしてください。

1️⃣お腹に2本のベルトを巻く

検査は、お腹の張りをキャッチするセンサーと胎児の心拍数をキャッチするセンサーをつけて行います。ベルトで圧迫されて苦しいときは、すぐに看護師さんに伝えましょう✋🏻

2️⃣検査スタート

約40分間、基本的に看護師さんはずっとそばにいるわけではなく、定期的に覗きに来てくれるでしょう。妊婦さんの子宮収縮と赤ちゃんの心拍数の状態が、記録用紙にリアルタイムでグラフとして現れます📈

3️⃣検査終了

看護師さんがグラフをチェック✍🏻し問題がなければそのまま検査終了です。


✔ 検査結果とグラフの見方

NST(ノンストレステスト)を通して赤ちゃんの健康状態をチェックするポイントは以下です。

  • 赤ちゃんの心拍数が正常範囲(110~160bpm)である
  • 赤ちゃんの心拍数の線が一直線ではなくギザギザしている
  • 一過性頻脈(心拍数15bpm以上15秒以上)が2回以上ある
  • 一過性徐脈(心拍数110bpm未満)がない


これらの条件を満たしている場合は、赤ちゃん👶🏻は問題なく元気に育ってくれています。なお、赤ちゃんの心拍数は一定ではないため、一時的な心拍数の上昇などは特に問題はないとされています。NST(ノンストレステスト)はリラックスして受けることがとても大切です。検査数日前から当日にかけては、ストレスフリーの生活を心がけるようにしましょう😌