生後6ヶ月までの赤ちゃん👶🏻は、病気にかかりにくいと言われますが、なぜでしょうか。また、生後6ヶ月を過ぎたら病気にかかりやすくなってしまうのでしょうか。今回は、母体免疫とは何か、そして母体免疫が切れる時期や母体免疫が切れたあとの対策法などについて見ていきましょう💁🏻♀️
母体免疫とは?
🤱🏻母体免疫ってなあに?
赤ちゃんがかかりやすい病気は、病原体による感染症が多いです。私たちの体は、ウイルス🦠などの病原体が侵入すると抗体を作って対抗しようと働きかけます。これを「免疫」と言います。赤ちゃんは、ママのお腹の中で胎盤を通じて酸素と栄養をもらう時、ママが持っている抗体も一緒にもらいます。また、母乳🤱🏻には赤ちゃんに必要な免疫物質が含まれており、特に出産から数日間の間に出る初乳には多く含まれています。母乳育ちの赤ちゃんが病気にかかりにくいと言われるのはそのためです。つまり、生後6ヶ月までの赤ちゃんはママの母乳によって守られているため病気にかかりにくいのです☝🏻
🤱🏻母体免疫が切れる時期
赤ちゃんが生まれた時から持っていた免疫は、赤ちゃんの成長と共に徐々に減って⤵️いきます。生後4~5ヶ月頃になると徐々に少なくなり、また母乳に含まれている免疫物質の濃度も低くなります。そのため、生後6ヶ月頃になると赤ちゃんは自分で抗体を作るようになりますが、まだ十分とは言えません。そして、この頃から赤ちゃんの行動範囲🏠はどんどん広がり、細菌やウイルスなどの病原体に接することも多くなります。そのため、赤ちゃんは生後6ヶ月を過ぎるとより病気にかかりやすくなると言われています。成長しながら感染症を繰り返すこともありますが、赤ちゃんは病原体に対抗して抗体を作りながら抵抗力をつけていきます💪🏻
母体免疫が切れたあとの対策法
では、生後6ヶ月頃になって母体免疫が切れたあとはどうすれば良いのでしょうか🤔
1️⃣予防接種を受ける💉
計画的に予防接種を受けることで感染症を予防できます。
2️⃣赤ちゃんのサインをキャッチする👀
赤ちゃんの機嫌が悪い、食欲がない、寝付きが悪いなどいつもと違うようなは表情や態度は病気のサインかもしれません。普段から赤ちゃんの様子をしっかり観察し、異常があればすぐに気づいてあげましょう。
3️⃣手洗い&水分補給はこまめに🤲🏻
赤ちゃんが大きくなるとお出かけの機会も増えるでしょう。こまめに手洗いと水分補給をすることで感染症を予防できます。
4️⃣保湿&加湿を心がける🍃
夏は手足口病など、肌に関する感染症にかかりやすい時期であるため保湿を心がけ、冬は乾燥していると細菌やウイルスに感染しやすいため加湿器などで部屋の湿度を調整しましょう。
5️⃣清潔な環境にする✨
部屋の掃除や換気をこまめに行い、布団は清潔にしておきましょう。