離乳食後期頃から赤ちゃんは、自分の手🖐🏻を使って食べ物を口に運んで食べる動作「手づかみ食べ」をはじめます。自分の手を使って食べることは、赤ちゃんの摂食機能の発達を促すとともに、好奇心を育て五感を刺激します。今回は、赤ちゃんの手づかみ食べに関する基本情報をお話していきます💁🏻♀️
手つかみ食べいつからはじめるの?
✔ 離乳食後期頃から
離乳後期(9~11ヶ月頃)には、赤ちゃんは自分で食べ物をつかみ🫳🏻口に運ぶようになります。ただし、赤ちゃんによってはまだ手をつかって食べることが苦手で、手づかみ食べをしない子もいます。赤ちゃんの様子を観察して、自ら「やってみたい」気持ちをサポートしてあげ「自分でできた」という気持ちをたくさん経験させましょう💕
👉🏻手つかみ食べを始めるサイン
- 食べ物をじっと見つめ、手を伸ばす
- 安定したおすわりができ、一定時間座れる
- 食べ物をすぐ飲み込まず時々口が動く
- 口どけのいいものを噛もうとする
👉🏻まだしない方がいいサイン
- 口をあまり動かさない
- 食べ物を丸飲みする
- 離乳食中期(7~8ヶ月頃)の硬さや大きさの食べ物を食べてくれない
手づかみ食べをしない原因
以下、赤ちゃんが手づかみ食べとしない考えられる原因をまとめました📝
✅食品が食べづらい時
手でつかむことが難しい食品の場合、手づかみ食べの動作自体しないことがあります。崩れにくい形状のものを意識して出してあげましょう。
✅お腹が空いていない
お腹が空いていないと、そもそも食べたいという欲求は起きません。赤ちゃんのお腹が空いているタイミング⏰を見計らって準備しましょう。
✅感触に敏感
赤ちゃんの中には、手が汚れたり食材の感触が好きではない子もいます。これは個性でもあるため、対処する必要はなく、手が汚れないメニューや手触りの違う食材を用意してみても良いでしょう。
✅食べさせてもらいたい
人に食べさせてもらうことが心地良い赤ちゃんもいます。時間に余裕を持って、自分で食べたいという意欲が出てくるまで待ってあげましょう🤲🏻
✔ 遊び食べは放っておいても大丈夫?
手づかみ食べはじめると、食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、食べ物を床に落とす、飲み物に食べ物を入れる、投げるなど、パパとママが頭を抱えてしまう🤦🏻♀️ような行動をしてしまいますが、これは成長過程の一環であるため、対処する必要はありません。好奇心旺盛な時期であるため、遊んでしまうことはごく普通なこと。パパとママは忍耐強く見守ってあげましょう😌
手づかみ食べの練習と食材
✔ パパとママの工夫が必要
赤ちゃんに手づかみ食べを練習させる時のポイントは、つかみやすいサイズや形状🍙を考え、テーブル環境を整る、そしてパパとママが見本を見せてあげることも大切です。また、上手にできたときにはたくさん褒めてあげましょう。褒められることで喜びを感じ、食事が楽しいと思える雰囲気を家族みんなで作ってあげてください。なお、手づかみ食べは赤ちゃんの成長において必ずしも必要な過程ではないため、嫌がるようであれば無理に練習させたりせず、個性を大事にしてあげましょう。手づかみ食べの練習におすすめの食材は以下を参考にしてください👇🏻
- ゆで野菜(さつまいも、かぼちゃ、人参、大根など)
- おにぎりや食パン
- 野菜のおやき