特に冬から春🌸にかけてかかりやすいと言われている水ぼうそうは、かかってしまうと治るまで時間がかかる厄介な病気です。本文では、そんな水ぼうそうの症状と対処法について詳しく見ていきたいと思います💁🏻♀️
水ぼうそうとは?
👩🏻⚕️水ぼうそうの原因・感染経路
水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。飛沫や接触だけでなく空気🍃によっても感染するため、感染力が強いという特徴があります。潜伏期間も約2週間と長めで、水疱にはウイルスがあるため発疹の症状が見られた日から全ての発疹がかさぶたになるまでは人に移す可能性があります。かさぶたにはウイルスが存在しないため、かさぶたに触れて感染することはありません。また、水ぼうそうは冬から春まで流行して春先にピークを迎えますが、一年中かかる可能性もあるので注意が必要です😵💫
👩🏻⚕️水ぼうそうの症状
水ぼうそうにかかると、発熱から始まり全身にかゆみを伴う発疹が現れます。まるで虫🦟に刺されたようなかゆみを伴い、掻きむしってしまうこともあるでしょう。水ぼうそうは、発疹から全ての発疹がかさぶたになるまでは人に移しやすいので、外出を控える必要があります。また、発疹が治るまでは、おおよそ1週間程かかります。水ぼうそうの症状の推移を下記にまとめました👇🏻
37~38℃程度の発熱症状が現れる → 半日~2日で全身にかゆみを伴う発疹が出る → 2~3日後に粒や小豆のような水疱になる → また2~3日が経つと乾いた水疱がしぼむ → かさぶたとなってはがれ落ちる |
水ぼうそう対策どうすべき?
🩺水ぼうそうの予防と治療
👉🏻水ぼうそうの予防法
1歳を過ぎてから予防接種💉を受けておくと水ぼうそうを予防できます。予防接種をしても感染することはありますが、軽症で済むことがほとんどです。1~3歳未満の幼児には定期接種となっており、それ以外の年齢は任意で予防接種を受けることができます。
👉🏻水ぼうそうの治療法
ひどいかゆみにより化膿した場合、抗菌薬や抗ヒスタミン薬、塗り薬💊を処方されます。また、発疹が出てから24時間以内に抗ウイルス薬を飲み始めると症状が軽く済みます。そのため、発疹が出たら早めに受診することが重要です。
🏠ホームケアもしっかりと
水ぼうそうにかかると、人に移すことを防ぐために外出を控えて家で療養することになります。次に、家でできるケアを紹介します🫧
食事 | 水疱が口の中にできると痛みを伴うため、刺激が少なくやわらかいものを与える |
お風呂 | 湯船につかるとかゆみが増すため、シャワーだけにして体をやさしく洗う |
お肌のケア | 水疱をかきこわすと化膿したり痕が残ることがあるため、爪を短く切っておく |
登園 | 全ての発疹がかさぶたになってから登園する |
また、ごく稀ではありますが合併症を引き起こすこともあるため、発熱症状が続いたり元気がない時は再受診しましょう🏥