post-title

赤ちゃんの成長や発育が遅いと感じたら?

生まれて1歳頃までは、赤ちゃん👶🏻は著しく成長します。赤ちゃんのちょっとした行動に幸せを感じる半面、月齢の近い赤ちゃんと比べてできないことを見比べてしまうことがあるかもしれません。赤ちゃんの成長は個人差が大きく関係してくるため、心配する必要はほとんどありませんが、中には病気や障害が原因と考えられることもあります。今回は、赤ちゃんの成長が遅いなと感じた時に確認しておきたい内容をまとめました✍🏻


うちの子、成長遅れてる?

💭赤ちゃんの成長が遅いとは

児童館や支援センターなどに行ってみると、同じ月齢の赤ちゃんに出会うこともあるでしょう。この時、自分の赤ちゃんは他の赤ちゃんと比べて成長が遅いのかな?😢という疑問が生まれることがあるかもしれません。特に1歳頃までの赤ちゃんは著しいスピードで成長しますが、その分個人差も非常に大きいです。ほとんどの場合、心配する必要はないものの、何かしらの病気や障害が原因であることもあるため、下記の内容も確認していきましょう🔍


💭原因として考えられるのは?

成長曲線を指標としてそこから大きく外れている場合は、赤ちゃんの身長と体重の成長が遅いと考えられます。このような場合の原因と治療方法については以下を参考にしてください📝

ホルモン異常

赤ちゃんの成長が遅い原因として、ホルモン異常🧬が関係していることがあります。甲状腺機能低下症や成長ホルモン分泌不全性低身長症などの症状が挙げられ、出産時の脳外傷や脳腫瘍🧠が原因で脳の下垂体に障害が起き、成長ホルモンが分泌されず身長が伸びない原因に繋がります。こういった場合は、不足している成長・甲状腺ホルモンを補う治療を行います。

骨や軟骨の異常

成長ホルモンが正常であっても、骨や軟骨🦴に異常が生じていると成長が遅れる可能性が高いです。比較的多い症状は、軟骨無形成症(軟骨異栄養症)であり軟骨細胞の異常から骨の形成が阻害されるため、低身長以外にも手足が短い、特徴的な顔つきなどさまざまな症状が見られます。こういった場合は、成長ホルモン注射による治療を行います。

子宮内発育不全(SGA性低身長症)

妊娠満期でも低身長・低体重で生まれた場合や、在胎週数と比べて低身長・低体重で生まれた赤ちゃんは、子宮内発育不全が原因である場合があります。3歳までに成長が追いつかない場合、3歳以上から成長ホルモンを補う治療を行います👩🏻‍⚕️


身体機能の発育や
内面的な成長が遅い?

🤔月齢ごとの発育の目安とは?

赤ちゃんの発育面で成長が心配になった場合、月齢ごとに表示された発育の目安を参考にしましょう。特徴的なものとして次のような発育が挙げられます。

生後3~4ヶ月

首が座る

生後6~7ヶ月

寝返りを打つ・お座りができる・歯が生える

生後8~10ヶ月

ハイハイをする・つかまり立ちを始める

生後11~12ヶ月

言葉を発するようになる(ママ・パパなど)

1歳頃

歩き始める

上記にある発育の成長目安を見ても、赤ちゃんにとって1ヶ月間の月齢の差はとても大きいものです。そのため、気にしすぎないことが大切😌なのです。生後6ヶ月を経っても首が座らない、1歳半を超えても歩かないなど、著しい成長の遅れがあることを判断基準としましょう。そして、乳幼児健診でも成長が遅いと診断される場合もあるため、乳幼児健診は必ず決まった時期に受けるようにしましょう☝🏻


🧑🏻‍⚕️発育面での治療法は?

身体機能や内面的な発達の遅れについては、原因がハッキリとしないことや、個人差が大きいため異常があると断定できません🙅🏻‍♀️根本的な治療ではなく、発達を促す遊びや理学療法にて経過を観察していくことがほとんどです。1歳を過ぎても発達の遅れが発覚することもあるため、定期的な健診を行うようにしましょう🏥