生後数ヶ月は母乳やミルク🍼しか摂取しない赤ちゃんですが、成長とともに食べられるものが増えて食事のバリエーションがどんどん広くなっていきます。ジュースもその一つで、小さな赤ちゃんから子ども向けの商品もたくさんあります。ですが、本当に赤ちゃんにジュースを飲ませても良いのか、いつから与えても大丈夫なのかなど、ママを悩ませることも多いでしょう。今回は、そんな赤ちゃんのジュース事情について詳しく見ていきましょう👀
赤ちゃんにジュースは
飲ませても大丈夫?
🧃ジュースを飲ませていいの?
ジュースは、果物や野菜🥕が含まれているため、栄養面で良いものなのかと考えてしまうかもしれませんが、実は炭水化物と糖類が多く含まれており栄養素はほとんど含まれていません。もちろん「子どもに飲ませてはダメ!」というものでありませんが、ジュースを飲むことで母乳やミルクの量が減ると、栄養面で悪影響を与えることもあります。そのため、ジュースを飲ませるメリットとデメリットを考えながら、飲ませすぎないようにする必要があります🚨
👉🏻ジュースを飲ませるメリット
- 気分転換になる
- エネルギー源になる
👉🏻ジュースを飲ませるデメリット
- 栄養面で良くない
- 虫歯や肥満のリスクが高まる
- 赤ちゃんが甘いものに慣れる
- 下痢や腹痛などの原因になることもある
🧃ジュースを飲ませ始める時期
アメリカ小児科学会では、生後1歳になる前までは果汁100%のジュース🍹であっても、赤ちゃんに飲ませるメリットがないとしており、厚生労働省でも離乳食を始める前にジュースを与えることは授乳量の減少や栄養面での不均衡に繋がる可能性があるとしています。そのため、早くから赤ちゃんにジュースを与える必要はありません。生後6ヶ月を過ぎてからジュースを与えるのが一般的ですが、できれば1歳以降に与えることをおすすめします😌
どうすべき?
ジュースの与え方とは
🔎どれくらいの量を与えるべき?
体の小さな子どもは、少量のジュースでも多くの糖類を摂取することになります。例えば、子どもが飲む500mlのジュース🥤は大人の2Lに相当します。そのため、赤ちゃんにジュースを与える時は、大人の感覚で考え与えすぎないようにしましょう。市販の赤ちゃん向けジュースは、1パック120mlのものがほとんどで、これは赤ちゃん👶🏻が飲むには十分な量だからです。また、アメリカ小児科学会では、子どもの果汁摂取量に関して1〜7歳未満の子どもは170ml、7歳以上の子どもは340mlを超えないようにすることを推奨しています。
💡ジュースをあげる時のポイント
次に、赤ちゃんにジュースを与える時に抑えておきたいポイントを紹介します。
1️⃣赤ちゃん向けのジュースを飲ませる
糖分が多く含まれていないか、保存料や着色料などの添加物が含まれていないか成分表示📜をよく確認しましょう。
2️⃣飲ませすぎないように!
赤ちゃんにジュースを与える時は、薄めたりスプーン🥄で少量を与えるなど、飲ませすぎないように注意します。
3️⃣常温のものを与える
冷たい飲み物は、消化器に負担を与えるので注意が必要です。
4️⃣寝る前には飲ませない
おしっこの量が増えたり寝つきが悪くなったりします。
5️⃣ジュースの代わりに果物を!
糖類や添加物が含まれたジュースより、ビタミンや食物繊維が豊富な果物を与えることをおすすめします🍊