子どもが親や人を叩いてしまうと、ママとパパは困惑してしまいます。それが言葉も通じない幼い赤ちゃんだとなおさらです。本文では、赤ちゃんが人を叩く理由と対処法について見ていきたいと思います🤲🏻
赤ちゃんが人を叩いてしまう理由
赤ちゃんが人を叩く理由として、次のようなものが挙げられます☝🏻
1️⃣学びの最中
まだ脳と体が未発達の状態である赤ちゃん👶🏻は、手や腕を動かす練習をすることで自分の体にどんどん慣れていきますが、その過程で叩くという動作をすることがあります。
2️⃣叩くことの意味が分かっていない
赤ちゃんは、叩くという行動がどういうものかまだ分かっておらず、叩かれた人の感情😭や痛みを理解することもまだまだ難しいです。
3️⃣人の注意を引きたい
赤ちゃんが親や周りの人の注意を引きたくて人を叩く場合もあります👀
4️⃣反応があって嬉しい
赤ちゃんが人を叩いた時に「痛いっ」と大げさに反応すると、相手が喜んでいると赤ちゃんが勘違いしてしまうことがあります。叩かれた後に「これからは叩かないでね☺️」と言いながらおやつをあげたりすることも同じです。
5️⃣感情の表し方が分からない
自分の感情💭を表現する方法を知らず、叩くことで表現する場合があります。
月齢による対処法
📅1歳になって叩く行動が始まったら?
赤ちゃんが1歳を過ぎると、人を叩く行動が始まります。この時期の赤ちゃんは、自分の意思を表し始めますが、叩く行動はそのような赤ちゃんの意思表示😫から現れるものです。また、物を投げたり落としたりする行動で自分の意思を表すケースもあります。赤ちゃんに叩かれると、親は反射的に注意したり叱ったりすると思いますが、この頃の赤ちゃんにはそういった行動は無意味🙅🏻♀️に近いです。もちろん痛いという感情を教えようとして叩き返すことも絶対にしてはいけません。赤ちゃんは、自分の手や腕を動かしながら使い方に慣れていきますが、まだ力加減ができないので、その結果として「叩く」という行動になるだけで、決して悪意からの行動ではありません。そのため、赤ちゃんに叩かれたら手をそっと握ってあげたり抱っこしてあげるなど、優しく触れ合ってあげましょう💕
📅2歳以降の赤ちゃんにはこう対処しよう!
赤ちゃんの成長とともに叩く強さも変わってきますが、ある程度の力加減💪🏻もできるようになります。それでも、まだしつけが理解できる時期ではないため、この時期にも叱ったり叩き返したりすることはNGです。2歳以降の赤ちゃんは多様な感情が育つ時期。叩かれたら泣いたり痛がるマネをして赤ちゃんに感情を表現する方法を教えるといいでしょう。ママが痛いフリ😖をしたり悲しいフリをすることで、赤ちゃんが「叩く=人が悲しむ」ということを少しずつ理解し、ながて叩くことを止めるようになるでしょう。もし、赤ちゃんの叩く行動が寂しさによるものである場合は、触れ合う時間を作って赤ちゃんを沢山甘えさせてあげてくださいね✨
📅4歳以降の叩く行動は注意が必要!
4歳以降になっても叩く行動が続く場合、今までとは違う対応が必要になります。3歳後半から4歳前半の子どもは、わざと悪意👿のある行動をすることがあります。悪いことだと思う行動をわざとやってみることで、してはいけない行動だということを確認しようとします。この時、「子どもだから」という考えで子どもの行動を容認すると、子どもは善悪の基準を間違ってしまいます。そのため、叩く行動はしてはいけないことだと、子どもにしっかりと教える必要があります✍🏻