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子どもが靴をすぐに脱ぎたがる原因は?

お散歩に出かけて公園のベンチで休憩を取ろうとしたら、真っ先に靴を脱ぎたがる子どももいるでしょう。子どもが靴や靴下🧦を脱ぎたがることを、単純に「裸足が歩きやすいもんね」と考えるママやパパもいるかもしれません。ですが、なかには靴や靴下に問題がある可能性も。今回は、子どもがすぐ靴や靴下を脱ぎたがる原因について一緒に考えてみましょう💁🏻‍♀️


子どもはどうして
すぐに靴を脱ぎたがるの?

👟靴を脱ぎたがる原因は?

子どもが靴を脱ぎたがる原因として、体温調節🌡️の問題が考えられます。特に乳幼児は、体温調節がまだ上手くできず大人より汗をかきやすいため、靴下が汗💧で濡れると不快感を感じて靴下を脱いでしまうのです。また、靴が足に合わなくて靴を履くことにストレスを感じていることも多いです。靴が小さくてきつく、それが原因で足が疲れてしまったりすることは大人でもありますよね。そうなる前に、しっかり足に合ったサイズの靴を選ぶ必要があります。子どもが靴を脱ぎたがるような仕草が頻繁に見られる場合は、すぐに靴の見直しをしましょう☝🏻


👟足裏からの情報もとても大切!

皆さんは、「メカノレセプター」という言葉を聞いたことがありますか?😳メカノレセプターとは、足の裏にある感覚受容器のことで、瞬時に千綿の状況を把握してその情報を脳に伝え、体のバランスを整える役割をします。脳🧠は、視覚的な情報だけではなく足のメカノレセプターから得られた情報も併せて判断し手足を動かします。そのため、裸足で歩いて足裏を刺激すると、そこから得られた情報で脳がさらに活発に動くのです。子どもが靴や靴下を脱ぎたがる理由には、足裏の情報を無意識的に欲しがっているのではないかというのがシューフィッター的考察💭です。


足底把握反射とは?

赤ちゃんの手のひら✋🏻を触ったり物を置いたりすると、指をまげて握ろうとする反応をします。これは、足の裏も同じで足裏を触ることで反応し、指を動かしたりしながら足を鍛え立ち上がることを徐々に身につけて行きます。ですが、靴や靴下を履かせてしまうと、そういった足裏の刺激や感触✨も変わってくるので、子どもは本能的に靴や靴下を脱ぎたがるのかもしれません。子どもの成長を促すためにも、たまには、子どもを裸足で遊ばせて足裏に良い刺激を与えるのも悪くないかもしれませんよ。ですが裸足で遊ばせる際には、ケガの元となるものがない場所や環境にしましょう😉