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知っておきたい!不妊治療の流れとは

妊活をスタートして自然な流れで赤ちゃん👶🏻を授かることもありますが、一方では妊活がなかなか上手く行かないケースもあるはずです。妊娠したくて食生活を見直したり生活習慣を整えて見たりしながらパートナーと頑張っているのに妊娠ができなくて不妊治療を考慮する方もいるでしょう。そこで今回は、不妊治療を始めるタイミングと不妊治療の流れについて解説します🙂


不妊治療を始めるタイミング

不妊治療をいつ受け始めるか📅については、「妊活を始めてから何ヶ月目になった時」などと明確に決まっている訳ではありません。ただ、「妊活中なのになかなか妊娠ができない」、「もしかすると不妊かな?」と思ったら、受診🩺が必要なタイミングだと言えるでしょう。そして原因や年齢、治療内容などによって不妊治療にかかる期間が異なり、場合によっては不妊治療が長くなることもあるので、できれば早く始めた方が良いです。また、年齢や持病などで妊娠することに不安がある時には、妊活を始める段階でかかりつけの産婦人科で相談することをおすすめします☝🏻


不妊治療の流れ

✔ 不妊治療の流れ-①初診

初診では、医師の問診や受付スタッフのコンサルティング、そして看護師による検査などが行われ、治療の流れや治療内容、費用💴などについて確認することができます。ただ、これはあくまで一般的な内容であり、詳しい治療方法や費用は夫婦の状態によって異なります。また実際に不妊治療を始めることになると、治療段階ごとに詳しい説明🗣️が行われます。また、病院によって異なりますが、初診の際には医師との問診の後に必要や要望に応じて血液検査や超音波検査、精液検査、甲状腺検査、感染症検査なども行われます。


✔ 不妊治療の流れ-②不妊検査

不妊の原因は、女性側にある場合もあれば男性側にある場合もあります。ですので不妊検査は、男性と女性それぞれ行われます🤲🏻

👩🏻女性の不妊の原因と検査内容

不妊の原因として排卵・卵管・子宮・頸管の4つの因子が挙げられます。検査は、超音波検査・ホルモン検査🧬・卵管造影検査などがあり、着床不全が原因と思われる場合には免疫検査や血液凝固系検査などを行うこともあります。

🧑🏻男性の不妊の原因と検査内容

不妊の原因として機能不全・精路通過障害・副性器障害・造精機能障害が挙げられます。精子検査・感染症検査が必須で行われますが、これらの検査はできれば初診から最長1ヶ月以内に済ませなければなりません。特に精子検査を受けずに人工授精や体外受精を予約すると病院側でキャンセル❎することもあるので注意が必要です。


✔ 不妊治療の流れ-③治療スタート

不妊検査が終わると、問診と検査結果をもとに治療を進めていきます。主な治療方法📋には、タイミング療法・人工授精・体外受精(顕微授精)があります。タイミング療法は、排卵日を特定して妊娠確立が最も高い時期に合わせて性行為をする方法で、男性の精子には問題がないが女性の排卵障害に原因がある場合に行われます。そして人工授精は、排卵日の1~2日前の妊娠しやすい時期に洗浄・濃縮した精子を直接子宮内に注入する方法です。これは女性に排卵障害ががあって男性の精子にも少々問題がある場合、そして頸管因子によって精子が子宮にたどり着きにくい場合に行われる治療法です。一方で、手術で採取した卵子🥚を体外で精子と受精させて子宮に戻す体外受精は、一般的な不妊治療で最も妊娠可能性が高い方法です。


不妊治療は、まず不妊の原因を探すことから始まります。ですので不妊が疑われる場合には、迷わずかかりつけの病院で医師👩🏻‍⚕️と相談して適切な対応をしてもらいましょう。