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妊娠を希望するならおたふく風邪の予防は必須!

ワクチンを打つことで感染症の多くは予防できますが、ワクチンによってはお腹の赤ちゃん👶🏻に影響ものもあり、妊娠中には接種を禁止されているものもあります。今回は、その中でも「おたふく風邪の予防」について詳しく見ていきたいと思います👀


おたふく風邪の特徴

✔ 症状と合併症について

おたふく風邪は、ムンプスウイルス🦠に感染し引き起こる感染症です。おたふく風邪の感染経路は、咳やくしゃみ🤧などによる飛沫感染です。感染すると2~3週間の潜伏期間を経て、耳の痛みや軽い発熱、そして耳下腺の腫れといった症状が現れ、5~7日程度で回復していきます。おたふく風邪が原因で起こる合併症には、脳炎・ムンプス難聴・無菌性髄膜炎などがあり、合併症が発症する確立は脳炎が5,000~6,000人に1人、ムンプス難聴が1,000に1人、無菌性髄膜炎が10~100人に一人などと報告📝されています。


✔ 免疫について

おたふく風邪の感染は、幼稚園や小学校🏫低学年の子どもたちに多く見られます。おたふく風邪の免疫は、予防接種を受けることでほとんどの人が得ることができますが、抗体の低下などの症例も報告されており、有効率は90%前後くらいだと言えるでしょう。子どもの時におたふく風邪にかかった経験がある場合、ウィルスに感染しても特徴的な症状がない不顕性感染で済むケースもあり、抗体がある状態でワクチンを打つと免疫を高める📈ことができます。


おたふく風邪を予防するには?

💉ワクチンの効果と副反応

おたふく風邪のワクチンは、原因となるウィルスを弱め抗体ができるようにする弱毒生ワクチンとなり、接種の2週間後から免疫ができます。ワクチン接種後には副反応が見られることもあり、一般的には接種2~3週間後ごろに発熱や嘔吐🤮、咳、耳下腺の腫れなどの症状が現れることがありますか、いずれも症状は数日で落ち着きます。また、接種後30分以内にまれにアナフィラキシーショックなどの症状が現れることもあるでしょう。また、おたふく風邪の潜伏期間中に感染したことに気づかずワクチン接種をした場合でも、おたふく風邪の症状が特に重くなったりすることはありません。


⚠️予防接種で注意すべきこと

4週間以内に他のワクチンを接種したことがある方は、おたふく風邪の予防接種を検討している段階で、一度医師🧑🏻‍⚕️に相談する必要があります。おたふく風邪は、定期接種ではなく任意接種なので効果や副反応などを考慮しワクチンの接種も検討しましょう。また、妊娠中におたふく風邪のワクチン接種をすると、胎児に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中の接種はできません。なので、妊娠を考えている方は、妊活を始める前に予防接種を受けておくことをおすすめします😌