新型コロナウイルスが流行していた数年は、感染予防のためインフルエンザ🦠の流行もあまり見られない傾向にありました。ですが、コロナウイルスの流行も落ち着き、マスクなどをしなくなった影響で近年はインフルエンザの流行が増えてきています。今回は、そんなインフルエンザとインフルエンザワクチン💉について、妊娠前や妊活中どう向き合っていくべきなのかについて見ていきましょう。
インフルエンザにかかると
どうなるの?
✔ インフルエンザの症状と治療法
インフルエンザに感染すると、咳や鼻水、咽頭痛などの風邪🤒に似た症状に加え発熱や頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が強く現れ、なかには下痢や腹痛などの消化器症状が現れることもあります。インフルエンザの潜伏期は1〜4日で、38℃以上の発熱も1~3日程度続きますが、これらの症状は一般的に1週間程度で自然に良くなります。インフルエンザの治療🩺は、それぞれの症状に合わせた対症療法を行うのが一般的ですが、症状がひどくなければ1週間程度で自然に治ることが多いため、治療薬を使わず経過を見守るケースもあります。しかし、基礎疾患がある人や高齢者、妊婦、乳幼児は重症化しやすい傾向にあるため、抗ウイルス薬💊を処方することが多いです。
インフルエンザワクチンとは?
✔ インフルエンザワクチンは打つべき?
毎年10月頃になると、インフルエンザワクチンの接種が始まります。インフルエンザワクチンの感染予防効果についての意見はさまざまで、「打った方が良い」という方もいれば、「打ってもインフルエンザにかかるなら意味がない」との意見🗣️もあります。もちろんワクチン接種をしたからといって必ずインフルエンザにかからないとは言い切れません。ですが、もしインフルエンザにかかった場合、軽症で済むといったメリットがあります。特に薬や治療方法に制限がある妊婦さん🤰🏻がインフルエンザにかかると、重症化する可能性が高いので妊活中や妊娠前には必ずワクチン接種をしておくようにしましょう。
✔ 妊娠中のインフルエンザワクチン接種
妊娠中に、インフルエンザ予防のためワクチン接種をしたいと思っても、「どのタイミングで接種すればいいの?」、「妊娠中(授乳中)に接種しても大丈夫?」と悩んでいる💭方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、インフルエンザワクチンは妊活中から妊娠中、授乳中どの時期でも接種することができます。なので、インフルエンザの流行時期📅に合わせて予防接種をしておくようにしましょう。ワクチンによる抵抗力は、3ヶ月ほど続くといわれていますが、個人差が大きく5ヶ月ほど抵抗力を持つといったん場合もあります🙂