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妊活中のタバコが与える影響とは?

妊娠したらタバコとお酒は絶対にNGだということは知っているものの、妊活中に喫煙はしていいの?一緒に妊活する夫やパートナーも禁煙すべき?と疑問🤔を持つ方はいませんか。タバコが人体に悪影響を及ぼすように、妊活中の女性はもちろん、夫やパートナー、同居する家族の喫煙も妊活に悪影響⚡を与えます。妊活する女性の体は赤ちゃんが過ごしてゆく母体であるため、妊娠する前から健やかに整える必要があり、妊活の成功には夫の禁煙も関わっているのです。なぜ夫婦ともに禁煙すべきなのか、タバコが妊活に及ぶ悪影響について見ていきましょう🔍


喫煙が体内に及ぼす被害

タバコには体内に悪影響を与える三大有害物質を下記にまとめました☝🏻

🚬ニコチン

ニコチンは血管を収縮させて体内の血液循環🩸を妨げるため、重症化すると動脈硬化などを引き起こす可能性が高くなります。

🚬タール

タバコの黄ばみ成分であるタールは有害発がん物質🧬の一つで、がんを促進させる物質です。

🚬一酸化炭素

喫煙することによって一酸化炭素が体内に留まると、全身に酸素を運ぶ機能が妨げられて、酸素不足を引き起こし、ニコチンとともに動脈硬化を促進させます🌀


このような有害物質は喫煙者本人はフィルターを越して吸うことになりますが、周りにいる人や家族は副流煙💨という形で燃えている煙を吸わされることになります。副流煙の中に含まれる有害物質は喫煙者の50倍以上📈で喫煙をしてなくても有害物質を吸うことになるのです。


喫煙が妊活に及ぼす被害

✔ 夫の喫煙は精子を劣化させる

タバコに含まれたニコチン、タール、一酸化炭素のような有害物質は卵子や精子の質を悪くしてしまい、喫煙をしている夫婦は不妊症の可能性が高くなります。アメリカのセントジョセフ大学の研究🔎によると、非喫煙者と比べて喫煙者の精子数は大幅に減少していると報告されており、非喫煙者の精液は1mlあたりに1億ほどの精子が存在しますが、喫煙者は40〜60%ほど精子の減少が見られています。また、喫煙者の精子は一般的な精子よりも4%以上運動能力が低下するほか、精子の数と運動能力は妊活する男性には重要な要素であるため妊娠率に影響🚨を与えます。また、喫煙は精子の形態率も低下させます。喫煙者の正常形態率は非喫煙者より1.3%以上低下していて、これも妊娠率を下げる原因の一つになります。


✔ お互いが納得して禁煙しよう

タバコに含まれているニコチンは血管を収縮する作用を持ち、血行不良を起こします。男性👨🏻の勃起は海綿体に血液が流れこんで起こる仕組みですが、血行不良になったら勃起障害を起こしてしまい妊活をする上では大きな影響を与えます。また、喫煙をしていない女性でも副流煙の影響で卵子の質を低下⤵️させる恐れがあり、副流煙は血管の収縮を引き起こすため、妊娠しても血行不良により胎児に栄養が行きわたらず発育不良や低体重を引き起こす可能性が高くなります。妊娠が分かった後に禁煙をしても異所性妊娠の確率が高く、喫煙者の女性は非喫煙者に比べて流産率も2倍以上高いとされています。そのため赤ちゃんが欲しい、妊活を始めようと思っているなら女性、男性ともに早急に禁煙する必要があります。そして、大切なのはお互いが納得したうえで禁煙することですよ🤝🏻