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妊活中には欠かせない!鉄分摂取

女性の体は常に鉄分不足🩸だと言われています。鉄分不足は、貧血を引き起こすだけでなく妊娠力が下がる要因の一つです。貧血でないのならば摂取する必要はないのでは?妊娠してから摂取し始めてはだめ?と思いがちですが、実は妊活と鉄分は深い関係性があるのです。今回は、妊活と鉄分の関係性、鉄分をうまく摂取する方法を調べてみました🔍


妊活と鉄分の深い関係性

✔ 鉄分、本当に足りてる?

鉄は60~70%がヘモグロビンとして、残り20~30%はフェリチンという形で体内🫁に保たれています。生理などの出血で体内の鉄が失われると、まずは生命を維持するためのヘモグロビンの鉄を優先的に維持させ、貯蔵鉄であるフェリチンの鉄から最初に消費されます。生理が毎月起こるように、この作用も毎月行われるため、女性👩🏻の体は徐々に鉄が失われていきます。鉄が補充されない状態が続けば、ヘモグロビンの数値が正常値であっても、フェリチンの数値が低くなり、隠れ貧血になってしまうのです。


✔ 貯蔵鉄量が少ない「隠れ貧血」

貧血は、血液中の赤血球数値やヘモグロビン数値が正常値を下回る⤵️ことだと知られてますが、貯蔵鉄量であるフェリチン数値が低い場合も貧血と分類されます。フェリチン数値が低いと卵子の老化を抑制させる機能がある抗酸化酵素の働きが乱れてしまうため、妊娠しにくい体質になります。このように、妊活と鉄分には深い関係性🤝🏻があるのです。妊活中の方は、常時血中フェリチンを50ng/ml以上に維持した方が良いとされています。貧血または、隠れ貧血になると全身が酸素不足に陥り、子宮内環境が悪くなるだけではなくホルモンバランス🧬が乱れる原因にもなります。そのため、妊活をする方や不妊治療をしている方は貧血を改善することが非常に重要です。


妊活中の鉄分の摂取方法

妊活中の上手な鉄分摂取方法をまとめました💡

👉🏻ヘム鉄を意識して

妊活する方は、ヘモグロビン数値だけではなくフェリチン数値を上げる⤴️ためにも、上手に鉄分を摂取する必要があります。鉄分には、植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄と、動物性食品に多く含まれるヘム鉄の2種類があり、吸収率にも差があります。非ヘム鉄の吸収率は約2~5%、ヘム鉄は約10~30%と言われており、鉄分を効果的に補給するためには、ヘム鉄を多く含む動物性食品を積極的に摂取することが大事です🍽️

ヘム鉄を多く含む食材
牛肉、鶏レバー、牛レバー、カツオ、マグロ、牡蠣など
非ヘム鉄が多く含まれる食材
大豆、インゲン豆、海藻類、ほうれん草など

👉🏻ビタミンCやクエン酸と一緒に

非ヘム鉄を摂る際は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上昇📈します。クエン酸も非ヘム鉄の吸収率を高めてくれるため、お酢や梅干しなどを一緒に摂ることもおすすめします。逆に、コーヒーや紅茶に含まれるタンニンという成分は非ヘム鉄を阻害する作用があるため一緒に摂らないようにする、または影響を受けにくいヘム鉄を摂るようにすると良いでしょう😉

👉🏻サプリメントを活用

普段の食生活での鉄分摂取も重要ですが、サプリメントを上手に活用して貧血予防をすると良いでしょう。ですが、鉄分の過剰摂取は健康被害を及ぼす恐れがあるため、1日の摂取量を守るようにしましょう🚨