女性がかかる確率が高い⤴️疾患でもあるカンジダ膣炎。不妊の直接的な原因になるのでは?と不安になる方も多いでしょう。今回は、カンジダ膣炎の原因や不妊との関係性、さらに赤ちゃんへの影響についても解説していきます🗣️
カンジダ膣炎ってなに?
✔ カンジダ菌はカビの一種
カンジダ膣炎とは、カンジダ菌🦠(真菌)の感染によって膣に炎症を引き起こすしている状態のことです。カンジダ菌は常在菌であり、全ての女性ではありませんが膣内に常在していることがあり、免疫力が低下したり常在菌のバランスが崩れてカンジダ菌が優勢になった場合、膣内で炎症🔥を起こしてしまいます。
✔ カンジダ膣炎発症の原因は?
主な原因を以下にまとめました📝
🤦🏻♀️免疫力の低下
過度なストレスや風邪、疲労によって免疫機能が低下⤵️している時に発症しやすいです。
🤦🏻♀️抗生剤の服用
風邪などにより処方される抗生剤💊を服用したら、膣の自浄作用を担っている細菌の力が弱まってカンジダ菌が増殖して発症することも少なくありません。
🤦🏻♀️通気性の悪い服装
通気性の悪い服装による絞めつけが原因で、デリケートゾーンが蒸れてカンジダ菌が繁殖しやすくなるのも原因の一つです😔
🤦🏻♀️女性ホルモンの増加
女性ホルモンであるプロゲステロンが増加する生理前や妊娠中は、膣内が酸性に傾くためカンジダ菌が好む環境になります。酸性の環境は、カンジダ菌が増殖しやすく膣炎⚡になりやすいのです。
一度発症すると、治っても再発しやすい特徴を持ち、他の感染症を併発するリスクも高くなる📈ため予防することが大切です。カンジダ膣炎は、病院での治療が必要な疾患であるため、腟やその周辺がかゆくなったり、粘度の高い白いカッテージチーズ状のおりものがあったり、腟がヒリヒリする、外陰部に発疹や発赤が見えるなど、少しでも気になる症状が出た時は、病院🏥で受診しましょう。
不妊の関係性と赤ちゃんの影響
✔ カンジダ膣炎が不妊の原因になる?
カンジダ膣炎が不妊に直接的な影響を与えるとは言われていませんが、カンジダ膣炎にかかっていると妊娠率🤰🏻が低くなる傾向はあります。カンジダ菌が増殖することで膣内の酸性度が高まり、弱アルカリ性である精子は卵子に届く前に減ってしまう可能性があるのです。不妊症の直接的な原因にはなりませんが、卵子🥚に到達する精子の数が減ってしまったら妊娠率が低くなるのは当然でしょう。また、膣に炎症が生じていることで、精子が子宮内に入りにくくなるということも妊娠率に影響を及ぼします。膣に炎症が生じている状態が続き症状が悪化したら、子宮内膜炎や骨盤腹膜炎などの感染症を引き起こす可能性があります。このような感染症が原因となり、不妊症につながるケースがあるということを知っておきましょう☝🏻
✔ カンジダ膣炎は赤ちゃんにも影響する?
カンジダ膣炎が発症しても、赤ちゃん👶🏻への影響はありませんが、出産時に産道を通じて感染するリスクはあります。また、切迫早産や流産の原因となることは稀ではありますが、カンジダ菌による炎症が子宮頚管部で発症している場合は、破水💧を起こし早産を引き起こす可能性があるとされてます。