流産の経験はママだけではなく、パートナーや夫👨🏻にとっても悲しいものです。初期流産は、全妊娠の約15%で起こるとされ、原因は一定の確率で起こる受精卵の異常や遺伝子的な欠陥によるものなので、残念ながら事前に防ぐことはできません。流産を経験すると、次の妊娠に不安😖を抱えるのは当然のこと。流産後の妊活をはじめるタイミングについても、不安や疑問を持つ方も多いでしょう。今回は、そんな流産後の妊活を始めるタイミングについて詳しく見ていきたいと思います🔍
流産後の妊活はいつからしていいの?
流産は6週目頃までの化学流産、12週までの初期流産、22週までの後期流産に分けられます。流産した週数によって、それぞれ回復に必要な期間や妊活再開時期が異なります☝🏻
📅6週目頃までの化学流産
市販の妊娠検査薬で陽性反応が出たことにより、妊娠を確認したはずがエコー検査で胎嚢が確認される前に、妊娠が中止してしまう流産を化学流産と言います。受精卵🥚が着床してすぐに起こる流産なので、生理と区別がつかないのが特徴です。生理が少し遅れてきたと勘違いすることも多く、化学流産の自覚もないまま過ぎ去ってしまうことも少なくありません。化学流産の場合、子宮や体への影響はほとんど無いと言えるので、すぐに妊活を初めても無理はないでしょう🤲🏻
📅12週未満までの早期流産
胎嚢が確認されてから12週までは、流産全体の90%程をしめるほど、流産する確率が多い時期でもあります。この時期の流産後には、処置🧑🏻⚕️が必要となります。経過を見ながら自然と排出され子宮が、綺麗に戻ることを待つ待機的管理、医療的に子宮の中を綺麗にする処置である子宮内容除去術などです。どちらも子宮にダメージを与えてしまうので、回復する期間を長くもつ必要があります。勝手な自己判断で妊活を再開するのは避けましょう🙅🏻♀️。一般的には、流産後の生理が1~3回来たことを確認した後に妊活を再開しますが、具体的な再開期間などは必ず医師の指示に従い相談したうえで妊活を始めましょう。
📅12週~22週までの後期流産
後期流産は13週から22週まで起こる流産のことを言います。この時期の妊活再開にあたっては、化学流産や早期流産とは異なり、妊活の開始時期について数ヶ月開けるのが望ましいといった「具体的な期間」が決まっている訳ではありません。これには、母体👩🏻の回復する期間が人によってそれぞれ異なるためです。適切な処置をうけ、母体の回復を最優先した上で医師と相談し妊活を再開するようにしましょう🍃