post-title

妊娠中でもコーヒーを楽しむ方法

妊娠中のコーヒーは気を付けるべきだと分かってはいるけど、毎日飲みたい、どうしても我慢できない😖と悩んでいる妊婦さんもいるはずです。妊婦さんが注意すべき成分はコーヒーに含まれるカフェインで、危険性が高いわけではないですが、摂取量には気をつけたい成分でもあります。妊婦さんはどれくらいの量まで摂取して良いのか、妊娠中でもコーヒーを楽しむ方法はあるのか、一緒に見ていきましょう🔍


コーヒーとカフェイン

カフェインのメリット

カフェインは、コーヒー豆やカカオ🍫などに含まれているアルカロイドという苦味成分の一種で、これらを原料とする食べ物や飲み物はカフェインを含んでいます。そのうちコーヒーは、カフェインが多く含まれている代表的な飲み物です。カフェインの効能の一つである覚醒・興奮作用は、より身体を活発に動かさせるようサポートしてくれます。血管を収縮、拡張させる作用と利尿作用💧は身体の機能を促す効果もあるでしょう。その他にも、アルツハイマー病やパーキンソン病の予防にも効果があるなど、カフェインにはさまざまなメリットがあります。


過度な摂取は危険

ですが妊娠中は、カフェインの過剰摂取は控えた方が良いとされています。理由としては、赤ちゃん👶🏻に影響を与える可能性があるからです。血管を収縮させる作用は、胎児へ酸素や栄養を届ける量を減らし成長を妨げてしまい、低体重児や低酸素状態になる恐れがあります。また、カフェインは胎盤を通過しやすく、赤ちゃんの身体にカフェインが溜まってしまうと、発達障害などの原因にもなってしまうので注意が必要です。もちろん、赤ちゃんだけでなく母体にも影響があり、妊娠中の代謝速度は低下しているため、カフェインが体内で留まる時間が通常より長く、カフェインの影響を受けやすい状態になってしまいます。また、鉄分の吸収を妨げ貧血や体調不良😵‍💫を招くなど、妊娠中のマイナートラブルの原因にもなってしまいます。


妊娠中のコーヒーの楽しみ方

1日1~2杯ほどが目安

それでもコーヒーは飲みたい、我慢した方がストレス💭だという妊婦さんもいると思います。妊娠中でも、しっかりコントロールしがらであればコーヒーを楽しむことはできます。世界保健機関(WHO)によれば、妊婦さんに影響のないカフェイン摂取量は、一日あたり300mg以下となり、コーヒー一杯あたりに130mgのカフェインが含有されていると想定した場合、1日2杯程度なら問題はないとしています。なので、1日の摂取量に注意しながらであれば、妊娠中もコーヒーを楽しむことはできるのです😉


カフェインレスは安心?

それでもコーヒーは心配という妊婦さんは、通常よりカフェインが少なめなカフェインレスのものや、コーヒーの代用としてノンカフェインのものを楽しむのも方法の一つ☝🏻です。コーヒーの味や香りを損なわないように作られているカフェインレスやデカフェのコーヒーなら、カフェインの摂取に注意したい妊婦さんでも安心して飲めるでしょう。ですが、カフェインレス・デカフェのコーヒーは、いずれもカフェインがゼロではないことを忘れず、摂りすぎないように心がけましょう🥺

区分

説明

種類

ノンカフェイン

カフェインを含まない原料を使った飲み物

麦茶・ルイボスティー・たんぽぽ茶・たんぽぽコーヒーなど

カフェインレス
デカフェ

カフェインを含んでいる原料からカフェインを90%以上除去し、微量のカフェインが残っている飲み物


カフェインレスと表記されたコーヒー飲料・レギュラーコーヒー・インスタントコーヒーなど