出産時の痛み⚡を和らげる方法には、さまざまな方法がありますがその中でも「ラマーズ法」と呼ばれているものをご存じですか?独自の呼吸法によりお産の痛みを和らげる効果が期待できるラマーズ法。この記事ではそんなラマーズ法について詳しく見ていきたいと思います👀
ラマーズ法について知ろう
💭そもそも「ラマーズ法」ってなに?
ラマーズ法とは、1951年フランスのラマーズ博士🧑🏻⚕️により提唱された「心理的無痛分娩法」となり、独自の呼吸法によってお産の痛みを和らげる和痛分娩となります。完全に痛みを取り除けるといった訳ではありませんが、痛みに対する恐怖心😖や不安をこの呼吸法で解消し痛みを和らげるといったメリットがあります。ラマーズ法の代表的な呼吸法には、よく知られている「ヒッヒッフー」があります。
💡ラマーズ法のメリットとは?
お産の際にラマーズ法を行うことで以下のようなメリットが期待できます💁🏻♀️
✅呼吸法を通した痛みや不安、緊張の緩和
✅余計な力が入らずエネルギーの消費を節約できる
✅赤ちゃんへ十分な酸素の供給
ラマーズ法の呼吸法は、お産の際に助産師や医師から指示があるので暗記しておく必要はありませんが、自宅などで予習や練習をしておくとより余裕をもって出産に挑めるでしょう。
ラマーズ法の行い方とは?
1️⃣お産状況:陣痛が弱い時
🗣️子宮口(1~3㎝) / 陣痛時間(30~60秒)
- おなかが張ってきたら大きく深呼吸をします
- 深呼吸は3秒かけて息を吸い3秒かけて息を吐く
✋🏻補助動作(マッサージ)
- 息を吸うタイミングでお腹の下から上に円をかくようにさする
- 息を吐くタイミングで真っ直ぐおなかの上から下にさする
2️⃣お産状況:陣痛が強くなってきた時
🗣️子宮口(3~8㎝) / 陣痛時間(40~60秒)
- ヒッヒッフーの呼吸法を行う
- 息を吸い「ヒッヒッ」と短く息を吐き息を軽く吸った後に「フー」と長く息を吐く
✋🏻補助動作(マッサージ)
- 息を吸うタイミングでおなかの下から外側に向かってさする
- 息を吐くタイミングでお腹の外側から下に向かってさする
3️⃣お産状況:いきみ逃し&いきむ時
🗣️子宮口(8~10㎝)・全開大 / 陣痛時間(60~90秒)
- 痛みが長引きつらい時はいきみ逃しの呼吸法をします
- 息を吸い「フー」と長く息を吐き最後に「ウン」と力を抜く
- いきむよう指示が出たら「フー」と息を吐き「ウン」で思いっきりいきむ
✋🏻補助動作(マッサージ)
- 息を吸うタイミングで太ももを下から上に向かってさする
- 息を吐くタイミングで太ももを上から下に向かってさする
妊娠中には、母親学級や両親学級などでも出産の際の呼吸法やリラックス法について学ぶ機会があるので、参加しておくとより余裕を持ってお産に挑むことができるはずですよ😉