post-title

妊婦健診を受ける最適な頻度とは?

妊娠すると受けることになる妊婦健診。妊娠期間中は定期的に受けることになりますが、実際どれほどの頻度📅で受けるべきなのか気になる方もいるでしょう。今回はそんな妊婦健診を受ける最適な頻度や、受けない場合のリスクなどを合わせてご紹介したいと思います🤲🏻


妊婦健診について知ろう

✔ そもそも妊婦健診とは?

妊婦健診とは、お腹のなかの赤ちゃんはもちろん妊婦さん🤰🏻の健康状態を確認するための健診です。その他にも、赤ちゃんの成長を確認したり、病気の早期発見なども健診目的に含まれています。妊婦健診と聞くと、エコー検査🩺を思い浮かべがちですが実は検査項目はさまざまで、尿検査をはじめ血液検査、子宮頸がん健診、B群溶血性レンサ球菌検査、HTLV-1抗体検査、性器クラミジア、NST(ノンストレステスト)、血圧・体重・腹囲・子宮底長の測定などを妊娠期間中受けることになるでしょう😌


✔ 妊婦健診を受ける頻度

妊婦健診を受ける頻度は、妊娠週数の経過とともにその間隔も短くなり回数も増えるのが一般的です👩🏻‍⚕️

週数別の妊婦健診受診回数

妊娠週数

健診の間隔/回数(目安)

健診内容

〜24週

4週間に1回

子宮内の赤ちゃんの様子や妊婦さんの健康状態をチェック。

24週〜35週

2週間に1回

基本的な検査に加え検査結果によっては食事指導などが入ることも。

36週〜

1週間に1回

いつ生まれてもおかしくない時期なので検査の頻度も1週間に1回と頻繁になる。


上記回数はあくまでも目安となり、健康状態によっては妊娠初期や中期であっても健診回数が多くなることもあるため注意しましょう☝🏻


妊婦健診を受けないとどうなるの?

妊婦健診を受けずに過ごすと、さまざまなリスク😵‍💫を伴う可能性が高くなります。妊娠に気づかず過ごしてしまったというケースも少なからず存在しますが、気づいた時点で定期的に健診を受け母体と赤ちゃんの健康状態をチェック✅することが大切です。以下は、妊婦健診を受けない場合に起こりうるリスクとなります。

📈周産期死亡率が上がる

妊婦健診を受けないことで、周産期死亡率(妊娠22週〜生後7日未満の時期に死亡してしまうこと)が健診を受けている人に比べ6倍も高くなることが分かっています。

🦠合併症のリスク増加

妊娠中は免疫量が低下する傾向にあり、また妊娠糖尿病や妊娠高血圧症といった病気にもかかりやすいです。こういったなか妊婦健診を受けないと、病気の早期発見を逃し合併症に気づけず赤ちゃんにまで影響を与えてしまうこともあります。

🏥病院での受け入れ拒否

妊婦健診を受けていないと感染症の有無が判断できず、周囲への感染リスクを考慮し出産時の受け入れを拒否される恐れもあります。