出産時の苦痛や痛みを少しでも和らげたいと、出産時に無痛分娩を検討する方も年々増えている⤴️と言われています。そんな無痛分娩ですが、名前の通り本当に痛みがないのか、また無痛分娩の流れやデメリットについて気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな無痛分娩について詳しく見ていきたいと思います👀
無痛分娩について知ろう
✔ 無痛分娩とは?
無痛分娩とは、出産の痛みを和らげる麻酔💉を使用し出産を行う方法となります。具体的には、背骨の中の硬膜外腔に細いチューブを挿入し麻酔薬を注入していきます。この麻酔は局所麻酔のため、麻酔の効き目が現れるのは下半身だけとなり上半身の感覚などはそのままとなります。なので、意識が飛ぶこともなく赤ちゃん👶🏻を産む感覚や瞬間などもしっかりわかります。
✔ 無痛分娩の流れや方法
一般的な無痛分娩の流れは、陣痛がきて子宮口が3〜5㎝ほど開いたら背中に管を挿し麻酔薬を注入していきます。麻酔薬が注入されてから5〜30分ほど経過すると、少しづつ麻酔が効きはじめ陣痛の痛み😖が和らいでくるしくみとなります。出産までにかかる時間は人それぞれなので、麻酔の効き目が切れてきたなと判断された場合、赤ちゃんやママの様子を見ながら麻酔薬を追加することもあります。ですが、赤ちゃんの頭の向きがずれていたり赤ちゃんが大きい場合などは、麻酔薬を追加せず出産を行うこともあるので医師の判断に従いましょう👩🏻⚕️
気になる無痛分娩の
メリットとデメリット
✔ 無痛分娩のメリット
⚡陣痛の痛みを和らげられる
1番のメリットとも言える陣痛の痛みの緩和が期待できます。麻酔の効果で分娩の痛みが和らぐことで、身体的にも精神的にもリラックス🍃した状態でお産を行うことができます。また、会陰切開などの処置が必要な場合も、硬膜外麻酔を使用していると切開、縫合などの痛みがないといったメリットも。
🔋体力の消耗が防げる
出産にかかる時間は人それぞれですが初産婦だと14〜16時間、経産婦で6〜8時間ほど平均的にかかると言われています。お産の痛みに耐える時間が長くなると、その分体力的💪🏻にもつらくなるもの。ですが、無痛分娩をすることで痛みを和らげ体力消耗を防ぐことができます。お産の際の体力消耗が少ないと、その分産後の回復も早くなり育児により専念できるでしょう。
📈血圧の上昇を抑える
お産の際の痛みにより血圧も上昇しやすい傾向にありますが、痛みが和らぐ無痛分娩は血圧の上昇も抑えてくれるといったメリットがあります。特に、妊娠中に妊娠高血圧症候群などの指摘を受けた妊婦さんには、大きなメリットと言えるでしょう✨
✔ 無痛分娩のデメリット
😵💫麻酔の効果が感じられない
麻酔の効き方や痛みの感じ方は人それぞれなので、無痛分娩を選んで痛みをほぼ感じずにすんだという方もいれば、思った以上に痛みを感じたという方もいます。また、無痛分娩にかかる費用は自己負担となるため、金銭的💰にも負担になるといったデメリットがあります。
🌀麻酔の副作用がでる
麻酔薬を使用したことにより、血圧低下や吐き気、発熱、頭痛、嘔吐、足のしびれや痒みといった副作用がでることもあります。また、麻酔による合併症のリスクを伴うことから、無痛分娩を選択せずに出産を行う方も多くいます。
⏰分娩時間が長引く可能性も
麻酔を使用することで、陣痛が弱まり分娩時間が長引いてしまう場合があります。また、痛みが和らぐことでいきみ方が分からなくなり、うまくいきめずお産がなかなか進まないことも😔
無痛分娩にはメリットも多くありますが、その分デメリットも伴うものです。また、無痛分娩の流れは施設ごとに異なる場合もあり、産院自体が無痛分娩を行っていない場合もあるため、検討している方は産院選びの際にチェック項目に含めておいたり、十分な説明を受けた上で決めることをおすすめしますよ☝🏻