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計画無痛分娩の基礎知識

お産の際の陣痛の痛みを和らげてくれる無痛分娩。そんな無痛分娩について調べていると「計画無痛分娩」という言葉をよく見かけると思います。この記事では、そんな計画無痛分娩の基礎知識について詳しく見ていきたいと思います🤲🏻


計画無痛分娩ってなに?

✔ 計画無痛分娩とは?

計画無痛分娩とは、あらかじめ分娩する日を決めその日に合わせて入院🏥をし、陣痛促進剤を使用して陣痛を起こし出産する方法となります。自然にくる陣痛を待たずに人工的にお産を始める分娩方法として、日本でもこういった分娩方法に対応している産院が増えてきています。通常の無痛分娩は「自然陣痛」、計画無痛分娩の場合は「誘発陣痛」といった違いがあると理解すると分かりやすいでしょう🙂


✔ 計画無痛分娩のメリットとデメリット

計画無痛分娩のメリットやデメリットはどういったものがあるのでしょうか?

💡計画無痛分娩のメリット

計画無痛分娩の最大のメリットは、出産予定日📅を事前に決めることができることでしょう。特に旦那さんに立ち会ってもらいたい場合や、上の子の預け先を事前に決める必要がある場合は、出産予定日があらかじめ決まっていると日時の計画📝も立てやすくなります。

また、お産の際の麻酔も計画的に行えるのも計画無痛分娩のメリットの一つです。自然陣痛の場合だと、お産が進みすぎて麻酔💉が間に合わないや、いきみむことで背中に針が入らず麻酔をするタイミングを逃すといったことがありますが、計画無痛分娩の場合だと陣痛を起こす前に麻酔投与の準備もされているため、タイミングを逃すことなく妊婦さん🤰🏻の希望通りの出産が行えます。

💡計画無痛分娩のデメリット

メリットがあればデメリットもあるものですよね。計画無痛分娩のデメリットとしては、分娩の遅れや麻酔の副作用、費用の負担💰などがあげられるでしょう。陣痛促進剤を使用して陣痛を起こし出産を行う計画無痛分娩ですが、なかには促進剤を使っても陣痛が起こらなかったり、一度陣痛⚡が起こったけど治ってしまったというケースもあります。こうなると、分娩も遅れてしまい長く痛みが続く可能性もあります。

また、硬膜外麻酔の副作用により発熱や頭痛🤒、嘔吐、吐き気などの症状が現れることもあります。その他にも、無痛分娩にかかる費用は自己負担となるため金銭的にも負担になるといったデメリットがあります。


計画無痛分娩の流れ

計画無痛分娩は、以下の流れで行われます☝🏻

  1. 分娩予定日を決める

  2. 予定日当日または前日に入院手続きを行う

  3. 麻酔の準備及びに陣痛促進剤の投与

  4. タイミングをみて麻酔を投与

  5. 出産


あらかじめ予定日を決めその日に合わせて出産を行う計画無痛分娩ですが、子宮口の開き具合などにより日程が変更🔁されることもまれにあります。また、無痛だと思っていたのに思った以上に痛みを感じた、弱い陣痛が続きお産までの時間が長くかかったなど計画無痛分娩にはリスクがともなうこともあります。そういったことをしっかり理解した上で、どういった分娩方にするか決断するようにしましょう😌